内科・予防接種

高血圧とは通常の血圧より高い状態を指します。日本人の3人に1人は高血圧と考えられており、60歳以上の約半数が該当すると言われています。診察室で計測する場合、最大血圧が140mmHg以上、または最小血圧が90mmHg以上の場合を高血圧と診断されます。高血圧の症状はむくみ、息切れ、不整脈などが挙げられ、放置しておくと動脈硬化が進み、脳梗塞、心筋梗塞、慢性腎臓病などのリスクを高めてしまいます。薬物療法や生活習慣の見直しなど、適切な治療法をご提案していきます。
はるクリニック西小山では、血圧手帳（クリニックより無料配布）に加えて、血圧管理アプリ（無料）を用いスマホやPCでの血圧管理も行っています。皆様の測定した血圧等のバイタルデータはインターネットを通じて、クリニックと共有され、共有画面を見ながら患者様と治療方針を相談させていただきます。

高血圧

糖尿病とは膵臓からでる血圧を下げるホルモンであるインスリンが不足、または十分に働かず、血糖値が上がってしまう病気です。主な症状としては、のどの渇き、疲れ、排尿などの症状が出てくるようになり、悪化すると合併症の恐れもあります。糖尿病には、生活習慣に影響を受ける2型糖尿病と、生活習慣に影響を受けない1型糖尿病があります。適切な治療をすることが大切です。
はるクリニック西小山では、漫然と毎回血液検査を行うことはしません。患者様の病状にあったペースで（オーダーメイドで）血液検査を行っています。

糖尿病

高尿酸血症とは、尿酸の血中濃度が異常に高まった状態で、一般的には「痛風」と言われています。尿酸とは、体内で「プリン体」という物質が分解されてできる物質です。運動する時や肝臓を動かすときに使われ、肝臓で分解されて尿酸となり、尿や便として体外に排出されます。この循環が崩れて体内に尿酸がたまると高尿酸血症になります。原因としては食べ過ぎや飲み過ぎとして考えられています。
はるクリニック西小山では、すぐに治療を提案することもしません。遺伝やリスクも考慮の上、まずは運動療法・食事療法をお勧めします。そのうえで、改善のない場合には、薬物治療等を提案させていただいています。健診で異常を指摘されても安心して受診されてください。

高尿酸血症

脂質異常症は血液中の中性脂肪（トリグリセライド）やLDLコレステロール（悪玉）が増えている状態、もしくはHDLコレステロール（善玉）が減っている状態を指します。脂質異常症では、3つのホルモンバランスが崩れ、血液中に脂肪が溜まってしまい、血液の流れが悪くなります。原因としては、食生活や飲酒、喫煙が考えられております。初期に自覚症状が見られることは少ないですが、放置することで動脈硬化を進ませ、脳梗塞や心筋梗塞のリスクを高めてしまうことがあります。健診でコレステロール値の異常を指摘されましたらご相談ください。

脂質異常症

インフルエンザとは、インフルエンザウイルスが体内で増えることで、38℃以上の発熱やのどの痛みなどを引き起こす感染症です。つらい症状が3日～1週間続き、その後、徐々に回復していきます。ただし、場合によっては脳炎や肺炎、心不全などを引き起こしてしまうことがありますので、適切な治療を受けられることを推奨します。なお、インフルエンザは、毎年流行となる時期があり、ワクチンで発症の予防や重症化を予防できますので、流行が来る前に毎年インフルエンザワクチンを接種するようにしましょう。